今日から俺は 第1章〜それは一本の電話から始まった〜
前回までのあらすじ
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現代社会における仕組みや現実に絶望し、今時の若者達にみられる引き蘢りになった若者ロク
引き蘢り中に出会ったドラクエ4を通じ愛と友情、努力の素晴らしさを知り、自らの力で引き蘢りからの脱出を誓ったのである。
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この物語は今や社会問題にまでなりつつある引き蘢りになってしまった若者ロクが、社会の、厳しさや矛盾にもがき、葛藤し、引き蘢りと戦う
愛と友情、任侠の物語である。
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11月某日 深夜1時30分頃
ロクは、引き蘢りを止めようと今までOFFにしてあった携帯の電源を入れた。
その瞬間、携帯がなったのだ
それは見覚えのあるナンバーだった。
そして、その着信から約5分後、家の前に一台の車が止まった
黒塗りの1BOXカー、いかにも悪そうなその車から何処かで見覚えのある男がおりて来た。
『ロクさん、おはようございます。乗って下さい』
もう夜中なのに『おはよう』はないだろっと心の中で突っ込みロクは車に乗り込んだ。
車の男は通称テッチャン25歳、ロクの先輩の後輩だ
ってことはロクの後輩?そんなことはどうでもいい。
テッチャンはロクの不安な気持ちを知ってか知らずか
『雨降ってきましたね〜』『今日、寒いですよね〜』などとたわいのない会話をしてくる。引き蘢りのロクにとってはこの空間がたまらなく苦痛なのだ。
車に乗り込み約5分たわいのない会話をするうちに車が止まった。
『つきました。お疲れ様です。』
疲れたのはそっちだろと心の中で突っ込み車を降りた
その場所はロクの家からほど近い鶴舞にある『PHARALIS』という店の前だった。
このお店はビックスクーターのカスタム、販売をしている所で夜は、レストランバーになる。連日連夜、若者で賑わうお店だ。
車を降りると店の外で2人の男性が1つの携帯でなにやらやり取りをしていた。
そしてその2人の内の体格のいい男性はロクを見つけると貫禄のある声で
『ロ〜〜ク〜〜さ〜〜ん』
そしてもう一人の痩せた男性が
『おはようございます!』
ロクは、だからもう夜中だってと心の中で突っ込みをいれながらも
体格のいい男性に
『おはようございます!!』
と、あいさつをした。
痩せた男性はストリートブランドの『CIXEUR』のデザイナー石田君、通称シュン
彼は一見ヤンチャそうに見えるが凄く真面目で優しい男だ
なにか頼まれたらイヤとはいえないタイプのホントにイイ奴だ。
そしてもう一人の体格のイイ男性はさっきロクに電話をした相手でモト君a.k.a. DJ DON GRANDEと言い
名古屋のストリート、ヤンチャな人達で、彼の事を知らない人はモグリっちゅうぐらいのお人
日本のHIP HOPシーンでのギャングスタブームを作った人
日本人のHIP HOPのアーティストで彼に頭の上がる人は僕の知る限りまずいないだろう
もちろん音楽の方だけじゃなくケンカも最強だ。
ロクの尊敬している人の一人だ
ロクとの関係は分かりやすく説明すると
のび太とジャイアンみたいな関係だ
モト君、ロク、シュン、テッちゃんの4人は店のテーブルを2つ陣取り会話を始めた
ロクは緊張を解きほぐすかのようにビールを注文し一気に飲み干し、モト君に
『何、してるんですか?』
するとモト君は
『ビ〜ジ〜ネ〜ス〜のは〜な〜し〜〜』
と言った
どうやら今度のシュンの企画したパーティーの話をしているようだった
そして、その話は途中、中断しながらも延々と続いた
気がつくと外はもう明るかった。
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そしてロクもそのパーティーへの出席が義務づけられたのあった。
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登場人物紹介
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この物語の主人公ロク、果たして彼は更生できるのであろうか?
モト君の指示でロクを迎えにいった通称テッちゃん25歳
100パーセントに近い確率で人に怪しいと言われるらしい
ストリートブランドの『CIXEUR』のデザイナー石田君
通称シュン 見かけによらず物腰のやわらかい男
説明不要のBIG BOSS DJ MOTO a.k.a. DJ DON GRANDE!!
名古屋のHIP HOPシーンの盛り上がりはこの人の後ろ盾があってこそ
ロクの最も尊敬するアーティストの一人
ロクとの関係は分かりやすく説明すると
のび太とジャイアンみたいな関係だ



